ラッセ・ハルストレム    Lasse Hallstrom

  1946年6月6日スウェーデン、ストックホルム生まれ。幼少期より8mm映画に熱中、音楽学校在学中には16mmで音楽映画を制作しテレビ局で放映された。それがきっかけでテレビを中心に活躍を開始する。75年に長編"en kille och en tjej(恋する男と彼の彼女)"で映画監督デビュー。77年にはスウェーデンの人気グループ"アバ"を題材に2作目『アバ・ザ・ムービー』を監督、世界的ヒットを記録した。85年に『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』の監督・脚本を手がけ、国際的監督の地位を手に入れた。同作はニューヨーク映画批評家協会、ゴールデン・グローブ賞の最優秀外国語映画賞を獲得し、アカデミー賞で監督、脚色の候補となった。
 91年にはアメリカに渡って、リチャード・ドレイファス、ホリー・ハンター主演で初のメジャー映画『ワンス・アラウンド』(v)を監督。以降はアメリカを中心に活動を続けている
マイライフ・アズ・ア・ドッグ (1985/スウェーデン) やかまし村の子どもたち (1986/独=スウェーデン=伊)
やかまし村の春・夏・秋・冬 (1987/スウェーデン) ギルバート・グレイプ (1993/米)
愛に迷った時 (1995/米) サイダーハウス ルール (1999/米)
ショコラ (2000/米) シッピング・ニュース(2001/米)
カサノヴァ(2005/米) セイフ ヘヴン(2013/米)

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