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相手はメグ・ライアンだが、両者ともにすでに年齢がいって、恋愛ものを演じるにはいささか新鮮さにかけるようだ。 掛けあいの部分は良いのだが、ラブ・シーンになると、いまいちである。 これも恋愛は若者の物という偏見が、こちらにあるからだろうが。 アメリカン・オン・ラインというサイバースペースがあり、そこで知り合ったジョー(トム・ハンクス)とキャスリーン(メグ・ライアン)は、毎日楽しくEメールを交換している。 二人はともに本屋を経営している。 メールでは以前からの知り合いだが、現実の人間と結びついていないギャップを映画化したもので、話の展開はだいたい想像したとおりである。 長年連れ添った夫婦の浮気とか、何人もの恋人を渡り歩くのではない。 安定しないという病気と言っても良い心理状態が、これからの平常な心理なのだから、農耕社会に生きる人には想像だに出来ないだろう。 弾き出される方にとっては、この映画のように、摩擦がなくいくわけではない。 別離が社会的にそれほど非難されなのは、女性の方にもある程度の経済力が備わってきた証なのだろう。 | |||||
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